
当院オリジナルで製作した鍼灸専用の患者着にお着替えをしていただきます。
夏でも冬でもさらりとした肌感で着心地よく、施術中は快適に過ごすことができます。

問診票に記入をした内容を施術者が確認をしていきます。痛む場所、不調な症状、経過や程度を細かく聴いていき、今の心身がどのような傾向か、耳を傾けていきます。
カウンセリングの要素も含め、精神的な緊張や悩みも体とつなげて考えていきます。

当院では患部の症状だけの診察ではなく、全身の診察を行っていくのが特徴です。これは東洋医学の考えで、全身状態を診察して方向性(証)を決めて治療を進めていく随証療法に基づいています。
診察の中でも脈診を軸に置き、経絡の流れを確認し全身の気血の巡りを診ていきます。

内臓の状態を把握するために、ツボの冷えや硬さ、胃腸の反応を確認していきます。
東洋医学では胃腸は「土」として、体の中心にある大切な臓。胃腸の働きは食欲、食事量、食事内容など多岐にわたるチェック項目と共に診察していきます。

背中にはたくさんの経絡経穴が関わっている場所。内臓の調子が背中の経穴(ツボ)に影響を与え、硬結や凹み、力のなさなどの反応を出してきます。
背中の固まっている筋肉や経穴をやさしく手のひらや母指球で押圧し緩めていきます。

掌圧のあと、心身ともに緩んできたら、次に鍼(はり)を背部の反応ある経穴に施術していきます。わずか0.12~0.14㎜の太さの鍼を3㎜程度刺入。
トントンとわずかな力で刺入する感覚は心地よく痛みは伴いません。安心して鍼施術を受けていただければと思います。

お灸も数種類の方法があり、知熱灸・台座灸・透熱灸を主に使用し温熱刺激を加えていきます。じわ〜と温かい感覚、チクっと熱い感覚で温度感覚を変化させ治療に用います。
お灸の原料であるヨモギは燃やすと香りもあり、心身のリラックス効果も期待されます。

東洋医学では手足末端の経穴で体内(内臓)の調整を行います。手足の経穴は鍼を施すことで体内の血流量を増加させ内臓の働きを高めていきます。
お腹への鍼施術も胃腸の働きを高め、食べ物の消化機能を良くしてくれます。

最後にベッドに腰掛けていただき、肩背部の血流を巡らしていきます。そうすることで、施術後のふらつきや転倒を予防し、治療を完結する意味合いがあります。

診察から治療まで終えて、不調や痛み・心身の状態を説明させていただき、日常生活での注意点や運動などの取り組みを丁寧に説明していきます。
自宅でできる簡単な運動や体質的なアドバイス、食養生、メンタルサポートまで幅広くお伝えしていきます。

養生の説明のあと、お着替えをお願いします。
その後は待合室でくつろいでお待ちいただき、施術費の精算となります。
次回のご予約の日程調整やセルフケア商品の購入も、その際にお願いしています。